リカンベントのフロント・ディレイラー(以下F・D)を付けるF・Dポストは、アップライトのようにシートチューブ兼用でなく、全くのソレ用のモノなのだから、ちゃんと付ける位置を考えられて・・・と思うと、そうでもなかったりする。
リカンベント、と言っても後輪小径車の場合のみだが、そしてアップライトの小径車も同様に、でかいチェンリングを付ける場合はF・Dの角度だけでなく少し後方に取り付けないと、F・DのガイドプレートのRとチェンリングのRが合わないのだ。まぁ、元よりピッタリとは合わないものだが、それにしても合わせられないと。
現にLOGOの場合、56Tに落ち着いたのではあるが、取り付けにおいては、F・Dポストが短いから56Tまでしか付けられなかった、と言うだけでなく、仮にポストをそのまま上に延長したとしても、F・Dのガイドプレートのクリアランスが限界なのだ。 56Tの歯先に合わせた時、そのクリアランスを1〜3mmとらねばならない。そしてその時LOGOに取り付けたF・Dのガイドプレートの下端は、チェンリングとクリアランス”0”。まさにギリギリ。言ってる事解かってもらえてるだろうか。

改めてこういうことを書いたのは、id:saigonさんのRBP改造の支援と参考になればと思ったのと、以下、上記に続きシマノに思うこと。↓

シマノのカプレオは小径車用コンポとして快挙だが、さらにもう一歩踏み込んで”小径スポーツ車”用に使えるパーツも作って欲しいものだ。

と言ったところでシマノの答えは決まってる。「数が出ない(市場が無い)から。(作りません。儲からないから)」 ああ、あっぱれ 難波の商人根性(なにわのあきんどこんじょう)。
あぁ、コレ カプレオのことに関してじゃないけど、実際シマノの人の口から聞いたセリフ(内は除く)だから。